1992年に登場した8000系は初の特急形電車として特急「しおかぜ」「いしづち」に使用されています。

試作車は設計最高速度160km/hでレールブレーキを使用して予讃線の他湖西線でも高速走行実験が行われ、150km/hからでも600m以内に急停止可能なことが確認されました。しかし実際に150km/hでの営業運転は行われず130km/hに留まったため、量産車ではレールブレーキは採用されず設計最高速度も140km/hに変更されました。

在来線で130km/hを超える営業運転が行われたのは京成でAE形が成田空港線で160km/h、特急「白鳥」が青函トンネルで140km/h、特急「はくたか」がほくほく線で160km/h等少数にとどまっており、北海道新幹線開業後は青函トンネルを走行する旅客列車は全て新幹線に移行するので厳密には京成のみになります。

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